色温度とは
色温度とは、光源が発する光の色を定量的な数値で表現する尺度で、単位はケルビン(K)です。黒体を加熱した際に放つ光の色に基づき、赤み→白→青白という順で温度と色が変わります。

たとえば朝日や夕日の色温度は約2000K、太陽光は5000〜6000K、高原の正午の太陽光は約6500Kとされます。色温度が高いほど、青みがかった白に見えます。

色温度の種類とLED製品例
電球色 | 昼白色 | RGB |
![]() 型番:CO30 電球色(3500K) |
![]() 型番:LD-4T 昼光色(6000K) |
![]() 型番:LD106 16色 |
逆色温度とは
人間の視覚は色温度の値と比例しないため、「逆色温度」が用いられることがあります。これはK(ケルビン)の逆数を100万倍したミレッド(M)またはメガ毎ケルビン(MK⁻¹)で表します。

蛍光灯・LEDの色温度分類
一般的な室内照明の色温度は以下の通りです:
- 電球色:約3000K(333MK⁻¹)
- 温白色:約3500K(286MK⁻¹)
- 白色:約4200K(238MK⁻¹)
- 昼白色:約5000K(200MK⁻¹)
- 昼光色:約6500K(154MK⁻¹)
LED照明もこれらに準じており、色の差が人間の感覚に自然に感じられるように設計されています。